課題解決事例 #23
易接着処理によるUV硬化型粘着剤と基材との密着性向上
提案業界 | 建築施工材 |
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トラブル内容 | UV硬化型粘着剤と基材との密着不良 |
対象物 | 建材(壁材) |
お客様の課題・お困りごと
従来は、紙基材に熱硬化型粘着剤を塗工し、その上から壁材を置き、乾燥工程にて粘着剤と壁材を密着させていました。
接着剤の乾燥工程では、CO2が発生してしまうため、環境配慮に対する取り組みの一環として、乾燥工程でCO2を発生しないUV硬化方式を検討していました。
しかし、UV硬化型の粘着剤だと、基材との相性が悪く、現行品同等の密着強度、品質が出せなくなってしまいました。
そこで、当社にUV硬化型の粘着剤と基材の密着性向上のご依頼をいただきました。
当社のご提案内容
当社からは、密着性向上のため、基材を紙基材からフィルムに変更の上、易接着処理を施すことをご提案いたしました。
また、UV硬化型の粘着剤と相性の良い易接着処理剤を選定いたしました。
提案ポイントとお客様のご感想
先方にて塗工する、UV硬化型の粘着剤との相性の良い、AC剤を当社で選定し、易接着処理を行う事で、UV硬化型の接着剤と基材の密着を向上しました。
工業用フィルム選定なびを運営する大三紙業では、半導体などの電子部品、電池の製品内部や工程で使用される機能性フィルムや建材に使用される工業用フィルムの加工、コーティングを行っております。
易接着処理はもとより、離型処理や遮光印刷など様々な機能性コーティングを行い、顧客の課題解決をしてきました。
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