課題解決事例 #25
コロナ処理面と基材反対面の張り付きによって発生するブロッキングの防止
提案業界 | テープメーカー |
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トラブル内容 | ブロッキング |
対象物 | 壁材 |
お客様の課題・お困りごと
オレフィン系基材に粘着塗工の上から壁材を置き、乾燥工程にて粘着剤と壁材を密着させている現行品では、基材と粘着剤の投錨性を上げるために、メーカーにて基材の粘着塗工面にコロナ処理を実施し、粘着塗工されるまでの間はロール形態で保管されていました。
しかし、一定期間経つとコロナ処理面と基材反対面が貼り付き、ブロッキング不良が発生していまうとの事でお困りでした。
当社のご提案内容
当社では、ロール形態で保管しても、ブロッキングが起こらないように、ブロッキング防止グレ-ドの易接着処理を提案いたしました。易接着処理面を適度に粗らして凹凸させることで、アンチブロッキング効果を発揮し、本来のニーズである粘着剤との投錨性の向上が可能です。
提案ポイントとお客様のご感想
粘着剤と基材の密着性を担保しながら、長期保管も可能になったことから、品質の安定のみならず、計画的な原材料の備蓄、ハンドリング性の向上などが可能になりました。